70年という長きにわたり、地域で愛されている医院。
診療科目の変更や建物の老朽化に伴い、建て替え新築工事をされました。
基本設計の段階から関わらせていただき、医院のコンセプトづくり、カラースキーム、内装仕上げから家具やウインドウトリートメント、アートや小物など、トータルでご提案。
また、画家である院長先生のおば様の作品を、額装を替えることでより魅力的に一新。
それらを廊下や検査室に掛けて、患者様にもアートを気軽に楽しんでもらえるようなギャラリー空間としました。
クライアントである院長先生、設計事務所、建築会社と共に1年以上かけて作り上げた医院は、クライアントはもちろん、患者様、またここで働くスタッフの方からも心地よいと喜んでいただけて、本当に嬉しいです。
特にスタッフの方から、「素敵な空間で気持ち良く仕事が出来て嬉しい、ありがとうございます」というお言葉をいただいて、感激してしまいました。
インテリアコーディネーター冥利につきます。
「ホテルのような」というお題を踏まえてデザインさせて頂いたが、きちんとした印象はありつつも、院長先生のお人柄の伝わる、親しみやすく温かみのある空間となったと思います。